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社員×現場紹介

皆さんこんにちは。中里組広報担当です。

この度、「土木はかっこいい✨」をテーマに、普段はなかなか見る機会の少ない実際の施工現場についてご紹介させていただきます。

工事部キャリア入社 4年目 M.N所長

現在担当しているお仕事は?

埼玉県志木市役所の目の前にかかる「いろは橋」橋脚耐震化工事の施工管理をおこなっています。

N所長は、いろは橋を支える重要な脚の部分を、昨年1本手掛け、今年はお隣の2本目を手掛けています。

また、こちらの現場の裏には公園があり子ども連れの方々も多く通る場所ということで、現場出入口には、工事の流れについてわかりやすいように写真付きでお知らせしたり、子どもが好きな建設機械を楽しくご紹介していますよ♪

施工の流れ

皆さん、橋脚の耐震化工事ってどんな風におこなわれているかご存じでしょうか。

今回N所長に教えてもらったので、こちらのパートでは主な流れを記載させていただきます。

STEP
橋脚の周りに鋼矢板を打ち込んでいき、施工する橋脚周りに川の水が入らないように囲っていきます。
STEP
囲い終わったら、小型機械数台で、橋脚周りに入ってくる水も処理(排水)しながら、地道に掘り進めていきます。

見学に行った際、普段は川に埋まってしまい見ることのできない橋脚の下部まで見ることができて圧巻でした…😂

写真にある赤色や青色の鉄骨は「山留め」といわれ、橋脚などの構造物が倒れないように支える役目があります。

ちなみに、こちらの小型建機は、素人からすると普通の機械にみえたのですが、一般のモノより腕が短く、今回のような狭い場所で力強く土を掘る作業(床掘)をおこなうのに効率的にできる機械として、とても重宝するようです!

STEP
足場組立~橋脚耐震補強へ

今回見学した時点では、床掘→山留め(支保工の組立て)が終わった段階でした。今後はこちらに足場をつくり、橋脚の耐震補強(今ある橋脚周りに鉄筋を縦横に巻き付けていき、特殊なモルタルを吹きつけ表面塗装)していくとのことでした。

耐震補強が終わったあとも、工事はまだまだ続くのです・・・

橋脚周りの掘った土を、強度を高めてから埋め戻す作業、山留めを解体、護岸の整備、打ち込んだ鋼矢板を引き抜く作業など…

私たちが普段当たり前に通行している橋や道路といった社会インフラは、

このような土木の技術者や協力会社の方々によって守られていることを再認識した一日でした(*’ω’*)

N所長、ご協力いただきありがとうございました!